中野が異世界に

Sound HorizonElysion〜楽園パレードへようこそ〜』のために中野ZEROへ。
2chのアニソン板SHスレの方々と合流して入場列へ。正直入場列の整理は悪い。会場も20分遅れ。
物販も列作らないから押し合いへし合いで大変なことになってる。少しは働け中野ZEROの列Staff。



ストラップ買って座席へ。1F20列という微妙っぷりだったが、結構傾斜がきつくてよく見れる。イイネ。
開始5分前のアナウンスで「なお、販売用映像を作るため撮影を〜〜」

会場盛り上がりすぎ。FC専用とかやめてくださいね>DVD>Bellwoodの中の人
また、9/19に追加公演もやる模様。



以下ネタバレ。
まず、通常のLIVEならアーティストのロゴが飾ってある位置に十字架が。
そこまで階段で上がれるようになっており。それも演出に使っていました。
バンド構成はギター、ベース、ドラム、が客席向かって左、キーボード、フルート、弦楽四重奏が向かって右、それにボーカルがAramaryさんとJimangさん。Revoさんはギター弾いたりアコーディオン弾いたりキーボード弾いたり。
セットリスト
01.エルの肖像
02.エルの絵本【笛吹き男とパレード】
03.エルの天秤
04.エルの絵本【魔女とラフレンツェ】
05.Baroque
06.弦楽四重奏ABYSS
07.エルの楽園[→Side:A→]
08.Ark
09.Yield
10.Sacrifice
11.StarDust
12.エルの楽園[→Side:E→]

MC 
メンバー紹介
EN1.Jimangの世界(澪音の世界Jimangバージョン)
EN2.約束の丘

MC
W-EN.恋人を射ち堕とした日<カーテンコール>


まず、01での半透明の舞台幕を使った演出に脱帽。まさか幕にエルの肖像を映すとはね。で、曲の途中で幕が上がり、AramaryさんとRevoさん登場。
02.では、仮面の男の格好をしたJimangさん登場、殆どMCのような、仮面の男としてのトークをやった後、歌へ。Jimangさんが客席で走り回る。
03.は曲イントロのところでJimangさんがエキストラの役者さんの持つ金を奪うシーンが。たしかに「問うべきは手段ではなく目的」ならそうなるか。
04.は舞台幕復活。幕に「魔女とラフレンツェ」の絵本を写し、開いてゆく描写が。ここではAramaryさんがCD通り魔女とラフレンツェを兼役。衣装も頭巾が黒と赤のリバーシブルになってて、それと声で魔女かラフレンツェかを演じきるという技を見せてくれました。どうでもいいですが、絵本に描かれていたラフレンツェ萌え。
05.は幕に教会の内部を映し、シスターの格好をしたAramaryさんが延々語り続ける。
ただし、セリフの開始30〜40秒がマイクトラブルで客席に聞こえず。しっかりしろ音響。
だんだん歪んでいく教会の演出が上手かった。
06.はABYSSのそれぞれの曲をサビだけメドレーにして弦楽四重奏にしたもの。指揮はRevoさん。
Aramaryさん曰く「人殺しソング界の貴公子」だそうで。
07.は幕にいかにもな楽園の風景を映しておいて、途中の部分で風景が一気に奈落の風景に。
エルの格好をしていたAramaryさんが舞台の中央で延々歌う。
また、ABYSSのそれぞれの曲が流れるところでは曲タイトルが飛んできて、頭文字だけ結合すると言う演出も。その後、Elysion側のジャケットのイラストから白い少女エルを抜いたものが映り、エルが居た部分にはAramaryさんが立つという構成に。そしてだんだんイラストがABYSS側にフェードし、終了。
08.はステージ後方階段上部に小さな幕出現、そこに鉄格子とレンガの牢獄?見たいなのが映る。
妹(ソロル)役のAramaryさん、古い感じの服。上からArkと呼ばれたものが降りてきて、それを掴む。
兄(フラーテル)役の役者さんと歌の情景そのままの演技をしながら歌う。最後には妹は兄を殺すのだが、そのシーンもあり。その後、どうやら妹はその施設の人にまた牢獄の中へ叩き込まれて終了。
09.はRevoさんが神。バグパイプとか生で吹いてやがるんですが。
10.はAramaryさん演じる村娘と、役者さん演じる村娘の妹、仕立て屋の女将が凄かった。幕の後ろ側にシルエットだけ映る様にして村娘が女将を殺害、その罪で村娘は十字架で火あぶりに。
十字架に村娘をくくりつけた後、十字架の下から炎が。スモークも炊きまくり。どういうライブだよw
11.は真っ赤な薔薇に真っ赤なドレスのAramaryさんが印象的。赤いシャツを着ていたRevoさんが一旦ステージに引っ込み、白いシャツの女性を連れて白いシャツを来て再登場。それを見つけたAramaryさんが「なぜなのよーーーー」って言う仕組み。Revoさんは下に黒いシャツを着ており、「酸素に触れた赤はやがて黒に近付く」を再現。
12.はフラフラになって歩いてくるJimangさん演じる仮面の男が階段で倒れる。その後、歌開始。side:Aと同じエルの格好をしたAramaryさんがパパに語りかける(実際はパパからの返事は無い)シーンもバッチリ再現。ロリ声で全身白いエル萌え。曲終了後、仮面の男が立ち上がり、奇声を上げながら去っていく。


アンコールはそれまでの楽園幻想物語組曲とはうってかわって、なんていうか、普通のライブっぽく。物語はここで終わり、と言うことなんでしょう。
ロリ声(=side:Eの「ねぇパパ〜〜」部分の声)のMC萌え。
メンバー紹介で最後に紹介されるJimangさんの自己紹介=Jimangの世界の出だしのセリフになっており、そのままEN1に移行。Jimangの世界ワロスwwww
EN2でAramaryさんが再登場し、ツインボーカルで歌う。
WENは名曲。のはずだが、またもマイクトラブルでAメロの半分聞こえず。おい、ど(ry。仕事しろ音響スタッフ。
Hey!Hey!煽るAramaryさんにあんまり返さない観客。ぉぃぉぃ。みんな手拍子では返してましたが。
曲終了後、カーテンコールで終了、と思いきや仮面の男が脇から登場。「また会おう!中野ZEROで!」つまり追加公演のことですね。


全体を通してみるとかなりレベルの高いステージだったと。曲の情景どおり動きながら歌い、演じるAramaryさん、Jimangさんに役者さん。演出、物語終了までMCが無い構成とあわせて、ライブと言うよりミュージカルを見ているような感じでした。衣装も靴もコロコロ歌によって変わったりしましたし。
Revoさん、ギター抱えてカルテットの指揮する人は初めて見ましたよw
ただ、音響トラブルが2回あったのはどうなのか。マイクの電源もまともに弄れないんですか?
追加公演ではそのあたり修正してリトライしてもらいたいところ。
ただ、SoundHorizonにしか出来ないライブであることは確かなので、この調子でどんどんやっていってもらいたいと思う。
どうでもいいですが、サンホラーって公式用語ですかw?

追記:どうやらエルとラフレンツェを演じていたとき、Aramaryさんはマスクをつけていたようで。よく音がこもらなかったな。