百合種。

やっと届きましたよ。ULYSSES。ポスターつきで。
CDを開封して歌詞カードを開くと真っ先に目に入ってくる歌詞誤植のお詫び。
さすがI'veクオリティ。
今回はかなり力を入れているようで。新曲は元よりスカラベなどの旧曲もすべてリアレンジがされていて好印象。
以下簡易感想。

  • 01.Introduction

なんかオーストラリアの民族楽器が使われているそうで。
ただ、曲の感じはテクノ調?

  • 02.ULYSSES

Introductionから曲間無しでそのままこの曲が始まります。
一言で言うなら、Ozoneをもっと派手に、壮大にした感じ。
サビの声の伸びはさすが先生といったところでしょうか。

hologram収録版よりさらにトランシーに。
ボーカルにも手が入っています。個人的にはこっちのほうが好きかも。
というか長すぎ>hologram

  • 04.Mosquito

綺麗なピアノの旋律から始まるバラード。FISH節全開ですな。
このトラックからバラードっぽくなっていきます。
島みやさんの声を完全に生かしたアレンジになっていると思われ。

  • 05.VANILLA

オリジナル版よりもさらに声を重ねて広がりを出しています。
原曲はI'veアレンジじゃなかったんですけどね。

  • 06.愛の歌

アジアンテイストなイントロから始まるインストゥルメンタルのような曲。
Ozone収録の愛のうたよりボーカルは遥かに少なく、遥かにスローテンポで「聞かせる」アレンジになっています。
ただ、あまりにも変わっているので人を選ぶかもしれませんが。

  • 07.Spiral wind

VANILLA収録「mix on air flavor dear EIKO SHIMAMIYA」とほぼ変わっていません。曲の前後にコーラスが入ったくらいだと思います。

  • 08.宇宙の花

アジアンテイスト第2弾。二胡をベースにしたアレンジで、けれど決してボーカルの前には出ない、絶妙なさじ加減のアレンジが素敵。

  • 09.LOVER

アルバムのしめの曲としては十分だと。
島みやさんの声の力だけで曲を引っ張っていけているのは凄すぎ。

アルバム全体を通して言うと、全体的に「声を活かす」アレンジになっていると思います。
あくまで歌が主体。オケはあくまでバック、的な。

『羽-hane-』が一般受けを狙ったなら、こちらは「その方向の曲が好きな人には大ヒット」するようなアルバムかと。
全体的なクオリティは本当に高いので、これで2100円なら全然買って損はしないかと。


で、結局ULYSSESってどんな意味なんですか?(ぉ